2016/11/17
◆今回は、「床下詳細診断」の事を記載します。
私の場合、住宅診断で、一番最後に実施するのは「床下詳細診断」です。
それまでに「外部劣化診断」、「屋外排水枡劣化診断等」、「内部劣化診断」、「屋内給排水設備劣化診断」、「屋根裏詳細劣化診断」の後に実施しますので、時間的に診断開始から7時間前後経過しています。
いつも、診断を立ち合って頂いているお客様又は不動産仲介業者様を気にしながら、建物を汚さない為に細心の注意を払って、床下点検口廻りの養生を行います。
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時間が無いのは分かっていても、この養生には15分から20分かかってしまいます。簡単な様でなかなか難しいのです。
個人的には、「床下詳細診断」が各診断の中で一番やり甲斐の有る診断箇所(最も重要な診断箇所)と思っています。
何故かと言いますと、床下でこの家の歴史も分かりますが、建物の劣化度を総合的に判断するのに、朝から実施した各診断の各劣化状況の総てを連想させながら診断して行けるからです。
それまでの診断で「?」がハッキリと分かって来ますので、私にとっては「不思議な空間」であって「楽しい空間」でもあります。
という訳で、
「床下詳細診断」が一番重要、必須診断項目である事が分かって頂けたでしょうか?
今日は、ここ迄。*^ω^)ノ” ♪