2025/03/01
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<床下防湿リカバリー工事は必須ですよ!>についてお話をします。
今日のお話は
築古の既存住宅を購入する時には
床下換気口の高さと
外回りの地盤の高さをチェックしましょう!
下記写真①は
床下換気口の下側に高さまで
外回りの地盤が来ています。
上記写真①の様に
外回りの地盤が
床下換気口の高さまで来ている場合は
床下の状況を見なくても
湿気が高い事が分かります。
因みに
建築基準法では
構造耐力上主要な部分である柱や横架材などには
必ず含水率15%以下の
木材を使用する事となっています。
JIS規格では
構造用製材と造作用製材の含水率は20%以下
集成材は15%以下と設定されています。
この数字を頭に入れてから
下記写真②を見て下さい。
上記写真②は
上記写真①の建物の
床下(床束)の含水率を
計測した時の写真です。
数値は31.5%でした。
この建物は築25年位で
床下の地盤の高さが
外部の地盤の高さよりも
約10cmくらい低かったのです。
2000年以前の建物は
この様に
床下の地盤の高さが低い方が多い様です。
下記写真③は
床下全体の状況写真の一部です。
写真で見て分かる様に
床下に落ちている釘が
サビている事が分かると思います。
床下の地盤が
外部の地盤よりも低い場合は
床下の湿気が
床下換気口が有っても抜け難い様ですね!
もし
この様な既存住宅を
購入しようとしている場合は
床下の防湿処理のリフォーム予算は
事前に用意しましょう!
今日の纏めとして
床下防湿リカバリー工事として
費用が安く出来て効果が有るのが
防湿フィルムを敷いた上に
乾いた真砂土を敷く方法を
お勧めします。
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
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