2016/06/01
ホームインスペクションをしていて、
特に感じる様になって来た事が有ります。
それは、方程式が無い事です。
例えば、建物の壁の傾斜方向です。
1階の壁の傾斜が南側に傾斜していても、
2階の壁の傾斜が北側に傾斜している住宅と、
2階の壁の傾斜が南側に傾斜している住宅が有ります。
それとか、
基礎の四方全部に1.5~3.0ミリ以上の貫通クラックが8箇所入っていても、
床の傾斜は6/1000未満の許容範囲内の住宅が有れば、
基礎に1.0ミリ前後の貫通クラックが4箇所しか無くても、
1階の床の傾斜が7/1000以上の住宅も有ります。
基礎の屋外の貫通クラック幅が
床下で測定した幅より広い住宅が有れば、
逆に幅が狭い住宅も有ります。
この住宅は、このパターンだと決めてかかると、
結果インスペクション時間が長くなってしまう。
だから、
最近は、パターンの事は考えないようにしている。
今日は、独り言でした。