2025/03/07
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<ユニットバス下側の断熱材蓋は必要なのか?>についてお話をします。
今日のお話は
新築分譲住宅を契約する前には
必ずユニットバス天井裏と
床下をチェックしましょう!
というお話です。
何故かと言うと
下記写真①を見て下さい。
この写真は
洗面脱衣室側の
間仕切り壁部分を撮った写真です。
多くの電気配線と
大きな穴が開いています。
洗面脱衣室の
ユニットバス入り口の上に
分電盤が設置している為です。
高気密・高断熱住宅であれば
気密欠損になりますので
完全な不具合施工になります。
下記写真②は
ユニットバス床下の人通口部分に
基礎断熱の為の
断熱材のフタが未設置の写真です。
この2枚の写真を見て
何が問題になるか分かりますか?
上記写真①の施工は
建築基準法やその他の規定に
違反している訳では有りません。
がしかし
洗面脱衣室とユニットバスの境の壁に
分電盤の為の大きな穴と
洗面脱衣室とユニットバスとの境に
約5cm位の空間が有るのが
分かりますか?
この空間は
施工上どうしても
開いてしまうすき間です。
この
上記写真①の2つの施工が
ある不具合の施工によって
健康被害を起こす要因になるのです。
ある不具合の施工とは
上記写真②の
ユニットバス下人通口の
断熱材蓋未施工(断熱欠損)です。
冬期であれば
キソパッキンから床下に入った
冷たい外気が人通口に通って
さらに洗面脱衣室と
ユニットバスとの取合いの
空間を通って
分電盤の大きな穴から
洗面脱衣室に冷たい外気が
入ってしまうのです。
この冷たい外気が
洗面脱衣室に入るという事が
健康被害をもたらすヒートショックの
一つの原因になるのです。
なので
下記写真③の様に
ユニットバス下の人通口部分に
必ず断熱材のフタが
施工されているかをチェックしましょう!
施工されていれば
取り敢えずは安心ですね!
今日の纏めとして
ユニットバス下側の人通口部分に
上記写真③の様に
基礎断熱蓋が施工されているかを
必ずチェックしましょう!
施工されていなければ
必ず是正補修をして貰いましょう!
但し
床断熱工法の場合です。
基礎断熱工法の場合は
必要ありませんので要注意!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
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