2016/04/07
1週間位前のFacebookで、リフォーム業者専門の中堅どころのコンサルティング会社が、「リフォーム工事を取る為にホームインスペクションを前面に押し出して会社の売上を上げましょう。」という内容の記事が掲載していました。
この記事を読んで思った事を今日はブログに書きます。
最初に思った事は、ホームインスペクションは誰でも簡単に出来るものでは無いし、始められるものでもない。特に住宅業界で現場管理の経験を踏んで、アフター定期点検で、家の色んな劣化事象を体験していないと出来ないと思う。やはり最低限、建築士又は建築施工管理技師の免許が無いとやってはいけない仕事かな。
次に思った事は、前回のこのブログに書いた様にホームインスペクターは「第三者性の遵守」が基本です。リフォーム工事を受注する為の手段としてのホームインスペクションは、この「第三者性」が最初から有りません。しかし、「第三者性」を守らせる為の法的な規制が無いのも事実です。
その次に思った事は、悪質な業者を見分ける方法は無いかどうか考えついた事を参考までに書いておきます。
①ホームインスペクション費用はサービスします。→ ×
②ホームインスペクションの資格(「公認ホームインスペクター認定会員登録カード」「既存住宅現況検査技術者登録証」)の有る無しを確認。持参していれば→ ○
この二つが揃っていれば、少しは安心かな。
他には、訪問販売のリフォーム業者で、契約の日時を焦る業者→ ×
最後に、もう既に、ホームインスペクションを掲げた訪問リフォーム業者がお隣には来ているかもしれませんが、気を付けて下さい。