2025/03/11
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今回は、<基礎断熱工法の基礎天端断熱施工に要注意!>についてお話をします。
今日のお話は
基礎断熱工法の基礎天端部分に施工する
断熱材のお話です。
下記写真①は
ユニットバス下の基礎立上り面に
基礎断熱工法で施工する為に
断熱材を貼っています。
ここで考える事は
基礎の天端部分にコンクリート面が見えます。
この部分を
どの様に断熱材で覆えば良いのかを
考えてみました。
下記写真②は
基礎天端部分に
下記写真③は
基礎天端部分に
硬質ウレタンフォームを
吹付けていますが
基礎断熱材の
熱伝導率よりも劣ります。
大方の建物は
上記写真③の
硬質ウレタンフォーム吹付け施工で
対応しています。
上記写真③の様に
シッカリと吹付けていれば良いのですが
大体が
チョロチョロと吹いていたり
すき間が有ったりします。
上記写真①、②の施工方法は
厚さが足らなかったり
断熱性能が劣ったりしています。
しかし
これで良いのか判断は
グレーゾーンです。
実際に
この箇所の納まりに関しての
基準は見当たりません。
この様に分からない特に
施工方法の基準にするのが
フラット35Sの
木造住宅工事仕様書です。
しかしここにも
基礎天端部分の断熱材の
納まりに関しては書かれていません。
書かれている事は
気密補助材としての
気密パッキンという事だけで
断熱材の施工に関しては
何も記載していません。
言い換えれば
基礎断熱材と
気密キソパッキンの施工をしていれば
OKという事です。
極端な事を言えば
上記写真①の写真のままでも
OKと言う事になるのか?
でここで
考えなければならないのが
上記写真①のままであれば
外気との温度差による結露が
その基礎部分天端に
発生する事が考えられますので
何らかの断熱材による
施工は必要と考えます。
上記写真②の
施工方法をOKとするならば
上記写真③の施工方法は
業者によって
施工精度が全然違いますので
お勧めはしません。
なので
上記写真②の方法をOKとするならば
下記資料①の
断熱気密パッキンで代用できないのか?
これであれば
施工精度は平均化されると考えますので
お勧めしたいですね!
今日の纏めとして
基礎断熱工法の
基礎天端部分の断熱施工に関しては
規定が有りませんので
上記資料①をお勧めします。
これであれば
施工精度のばらつきが
無くなると思います!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
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