2015/12/20
No.015
<<中古住宅ホームインスペクションの瑕疵事例として>>
◆事 象
1階押入れ天井点検口から階間(1階天井裏)の調査にて
胴差しの下側まで断熱材がキチンと入っていない。
壁の断熱材は
胴差し又は軒桁まで隙間なく充填しなければならない。
ただ単に
断熱材を詰めるのではなく
断熱材を包んでいる袋の耳を
柱又は間柱の部屋内側の面にカッターで止めていく。(ずり落ちない様にする為に)
【断熱材施工不良の写真】
◆原 因
断熱材の袋の耳をカッターで止めていない為に湿気を含み自重でずれ落ちたのでは無く
最初から大工の手抜き工事ですね。
◆追 記
新築工事の検査において
今でも
柱又は間柱の側面に
断熱材の耳をカッターで取付けている大工がいる。
困ったものである。
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