2025/04/14
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今回は、<北側斜線制限は軒樋の品番決めは必須ですよ!>についてお話をします。
今日のお話は
北側斜線制限のお話です。
北側斜線制限の場合は
軒先の高さではなく
樋先の高さで北側斜線制限を
クリアしなければなりません。
つまり
軒先よりも樋先の方が
北側隣地境界線に近くなりますので
斜線制限に於いては厳しくなります。
なので
軒樋の大きさを
ハッキリさせる事が必要になります。
私がいつも参考にする軒樋は
ガルバリウム鋼板葺きの屋根であれば
アートフェイスT120です。
下記資料①が
アートフェイスT120の納まり図です。
これを参考にして
私の場合は
軒先の出から100㎜
つまり
軒先の出が壁芯から200㎜であれば
壁芯から300㎜の所で
樋先の高さは余裕を見て
軒先200㎜の箇所の高さで
北側斜線制限をクリアさせる様にします。
最初から寸法を100㎜見るのではなく
余裕を見て150㎜で
クリアさせる事を考えます。
何故ならば
何かの都合で
軒樋が他の品番が変更になっても
大体の軒樋であれば
クリアできる様に考えているからです。
下記資料②の
アートフェイスT160の軒樋は
瓦葺きの場合に参考にします。
考え方の基本は
上記資料①と同じで
違うと事と言えば軒先から樋先までの寸法を
100㎜から110㎜で考えるだけです。
実際の物件では
北側斜線制限がクリアできない場合は
その場合は
天空率の緩和を利用して検討します。
それで
すんなりとクリアしなかった場合は
軒裏換気口金物を
幅の狭い品番に変更したりします。
最終的にクリアしない場合は
軒の高さを下げる事を検討します。
今日の纏めとして
設計事務所によっては
意外と天空率の緩和を
利用しない設計事務所も有りますので
もし工務店の建築士が
北側斜線制限にかかりますので
プラン変更を迫って来る場合や
道路斜線制限にかかりますので
プラン変更を迫って来る場合には
天空率の緩和を
利用して貰って下さい!
それでも無理であれば
その時に初めて
プランの変更を検討しましょう!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
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