2025/04/26
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<ベタ基礎スラブ筋の定着長さに要注意!>についてお話をします。
今日のお話は
ベタ基礎スラブ筋の定着長さのお話です。
専門的なお話になりますが
配筋検査時に
鉄筋の定着長さが守られていない可能性が
有りますので要注意です!
下記図面①は
スラブ筋の定着長さが守られている基礎断面です。
スラブ筋の定着長さを説明しますと
スラブ筋D13の場合の必要定着長さは
13×40d=520㎜以上が必要です。
上記図面①を説明すると
定着長さの始まり箇所は
ベースコンのハンチ部分からと考えます。
それで計算すると
300+150-60(かぶり厚さ)
+114+26=530㎜ > 520㎜ ∴OK
つまり
ベタ基礎外周部分のベース幅が300㎜以上有れば
定着長さはクリアすると考えられます。
よく有る実際の基礎では
下記図面②の様に
ベース幅が200㎜前後が多いですね。
上記図面②の場合は
明らかに
スラブ筋の定着長さ足らずになります。
なので
新築分譲住宅を建てる工務店の方は勿論ですが
注文住宅を建てられる方は
新築各工程検査を依頼して
基礎配筋検査を実施して貰いましょう!
今日の纏めとして
今年4月から
改正建築基準法が施行されましたので
工事監理者は
この定着長さもチェックして
写真撮影も必須になると考えています。
ただし今のところ
基礎配筋のどこの箇所の写真が
必要なのかは明示されていません。
鉄筋の定着長さや継手長さ
更にかぶり厚さ等々の写真を
全て撮るとなると
工事監理者に
大変な負担がかかる事に対して
費用の上乗せが
出来れば良いのですが・・・・。
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
このブログ内容に聞きたい事が有れば
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