2015/12/16
No.011
<<中古住宅ホームインスペクションの瑕疵事象として>>
ここの「瑕疵事象シリーズ」に記載する瑕疵事象は、購入前に「ホームインスペクション」をしなかった場合は、気付かずに、その家を購入して住んでいた事になります。
住宅を購入する前に、必ずホームインスペクション(住宅診断)をしましょう!
瑕疵が分かれば、それに合った補修・補強工事をする事で安心して住めます。
◆事 象
建物の基礎立上りが30センチ又は40センチないといけない所が約17センチ前後。床下地盤面は外周地盤面よりも約15センチ位低い為に、床下の空気が湿気ている。床束が湿気の為の水染みが見える。床下の土も同様。
このまま放置すると、床束の腐朽及びシロアリの被害が想定される。
【テキストテキスト】
【テキストテキスト】
【テキストテキスト】
◆原 因
現状地盤の高さは隣地の地盤の高さと同じ位。建物のGL高さの取り間違えか?
◆対 策
床下の湿気対策として考えられる事は、床下に防湿シートを張った上に防湿コンクリート打ち。メンテナンスの事を考えると外周地盤面よりコンクリート天端を高くするのは難しい。外周の床下換気口からの雨水侵入を防ぐ為には、床下換気口の前に雨水マスを設置して、床下に雨水が入り込まない様にする。
■広島県でホームインスペクション(住宅診断)を依頼するなら、ホームインスペクション(中古住宅瑕疵保険検査を含む)に対する考え方、診断実例をブログに記載している<<Y&Y住宅検査>>にお任せ下さい!