2020/08/13
今回は、<玄関ドアの戸当たりに注意!>についてお話をします。
分譲住宅の住宅診断で大変よく見かけるポーチ土間に設置されている戸当たりです。
【玄関ドアの戸当たり不具合事象の写真】
この写真を見て、
何が不具合事象なのかが分からない方が
いらっしゃる事にびっくりします。
皆さんはどう思われますか?
玄関ドアの戸当たりが、
この位置に設置されていましたら、
私は、手直し事項として必ず指摘をします。
何故、手直し事項で指摘するのか?
話は簡単な事です。
ただ単に、躓いて危ないという事です。
この説明をしないと分からないようです。
現場監督さんは、戸当たりを付ける事しか頭に無い様で・・・・。
インスペクターは指摘する義務が有りますが、
しかし、この様な指摘はあまりしたくないですね。
今回は、これで終わります。
※追伸として
「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。