2020/09/02
今回は、<不適合事例10 住宅設備として>についてお話をします。
下の写真は、中古住宅の住宅診断で良く確認される不適合事象です。
その不適合事象自体は、建物の構造などに殆ど影響は有りませんが、
それを取り替える事になった場合は、
案外、材料込みの工事費が高くなります。
中古住宅を見に行った時に
水が出る様であれば自分でチェックしてみて下さいね!
住宅設備の給水栓の漏水チェックは、
メーターボックスで止水している場合とか、
水道メーター自体を取り外している場合が有りますので、
営業に現地を案内して頂いた時に確認しづらい事も有ります。
住宅診断を実施する事が決まった時に、
水道、電気を使用できるように依頼しますが、
たまに、嫌がらせではないと思いますが、
使用できない場合も有ります。
もし、使用出来ないのであれば、
それにかかわる設備などの住宅診断は出来ない事になりますので、
その中古住宅の購入を諦めるか、
設備関係に関しては目をつむって購入する事になります。
住宅診断をするインスペクターは沢山いますが、
「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
その為には、水道・電気は使用出来る事が条件になります。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
今回は、これで終わります。