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不適合事例11 床下換気口として

今回は、<不適合事例11 床下換気口として>についてお話をします。

中古住宅を見に行った時に、簡単にチェックできる不適合事象の一つ

床下換気口が塞がっていないかを確認てみて下さい。

下記の写真2枚は、床下換気口が塞がっている不適合事例の写真です。

 

【物置きによって塞がれた床下換気口の写真】

 

【増築によって塞がれた床下換気口の写真】

 

床下換気口が塞がっている場合で考えられる二次的不適合事象として、

最初に床下の床束などの構造材の含水率(湿気)が高くなり、

次の段階で、

カビが発生したり、シロアリの蟻害を受けやすくなります。

また、床下断熱材がグラスウール材であれば、

湿気を含みグラスウールが垂れ下がる可能性も出て来ます。

 

木造住宅全体に言える事は、

換気、通気などの空気の流れを考えていない住宅は、

長持ちしないと言い切れるでしょう。

新築住宅の場合は、

床下換気はまだ良いとしても、

外壁通気、小屋裏換気がキチンと施工されている住宅は、

そんなに多くない様に思われます。

中古住宅の場合は、

床下換気に関しては、

今回記載している不適合事例など、

床下の湿気が高くなる不適合事象が意外と多い様な気がします。

床下換気口が塞がれているかどうかは簡単に確認出来ます。

もし、塞がっている事が分かれば、

床下に入っての住宅診断を依頼されたら良いかと思います。

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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