2020/09/04
今回は、<共同住宅の既存住宅瑕疵保険検査として>についてお話をします。
共同住宅(マンション)の既存住宅売買瑕疵保険加入の為の検査では、
非破壊検査(リバウンドハンマー検査)という
コンクリートの強度を測定する為の検査が有るのですが、
少し、何かと面倒なのです。
このリバウンドハンマー検査を実施する時に
コンクリートを叩く、隣近所に響く音が十数回します。
なので、
事前にマンションの管理会社に許可を頂かなければならないのです。
リバウンドハンマー検査に慣れている管理会社で有れば、
即答でOKを頂けるのですが、
慣れていない管理会社の担当者に当たった場合は、
月に1回開催されるマンションの理事会にかけて許可を取る事が必要なってしまうのです。
その時に必ず言われる事は、
「リバウンドハンマー検査とはどの様な検査なのか
何か分かる資料を持って来て下さい。」となります。
長ければ、1か月近く検査が実施出来ない場合も有ります。
という事が有りますので、
もし、マンションを購入する為(住宅ローン減税の為)に
既存瑕疵保険加入の為の検査を考えている方は、
長い場合は1か月近く検査までにかかりますので、
引越し時期を余裕をもっておいて下さいね!
今回は、これで終わります。
◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊
「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊