2020/10/01
今回は、<不適合事例25 床下断熱材として>についてお話をします。
相変わらず、新築住宅の床下に入っての調査で
床下断熱材の下がりの不適合事象がありました。
新築住宅だからといって
診断で床下に入っての調査をしなければ
見逃される不適合事象です。
何故
この様な単純な不適合事例が後を絶たないのでしょうか?
色々と思いつく事は
別に大した欠陥住宅と言われる程の不適合事象ではないから
後からでも、直すように言われた時点で直せば問題ないだろうという
単純な思いが有るからと考えます。
結局
大工さんが足を踏み外した直後にやり直す事をしない大きな原因は
職人に対する現場監督の「しつけ」が出来ていないの一言です。
現場でよく掲げられている「5S」のスローガンが徹底されていないか
または
その工務店自体がルーズな会社かのどちらかです。
「5S]とは
整理、整頓、清掃、清潔、しつけの5つの要素の事です。
一般的の現場では
整理、整頓、清掃の「3S」が多いですが
住宅の現場で掲げられているのは「5S]が多いです。
何故かと言うと
一般のお客様が現場を見に来る確率が大きいからです。
後の2つの要素
清潔、しつけがシッカリとした現場に
新築各工程検査に行った時は
何故かとても検査がスムーズに進みます。
もし
現場を見に行く機会が有った場合は
仮設トイレを見て下さい。
仮設トイレが綺麗に清掃されていれば
お客様に対する思いやりが有ると考えても良いと思います。
と思いたいですね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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