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不適合事例26 サッシ廻りとして

今回は、<不適合事例26 サッシ廻りとして>についてお話をします。

中古住宅を見に行かれる時に

サッシ廻りの不適合事象が有るかどうか確認して見て下さい。

誰でも簡単に出来る事ですが

契約した後に気が付くところです。

 

【サッシ換気ブレスが開閉しない不適合事例の写真】

 

【雨戸のカギが動かない不適合事例の写真】

 

売主が不動産業者で有れば

2年間の瑕疵担保責任が有りますので直して頂けるとは思いますが

重要事項説明書や契約書の特約に

もし、この不適合事象の項目が上がっていれば直して頂けません。

 

個人間売買(売主が個人の場合)の場合も同じで気を付けた方が良いですね。

重要事項説明書や契約書の特約に

もし、この不適合事象の項目が上がっていれば直して頂けません。

 

どちらにしても

重要事項説明書を良くチェックして

建物の現況を念入りに確認しましょう!

 

一枚目写真のサッシ換気ブレスの場合

カーテンレース等が設置していれば分かりにくいので

必ずカーテンレース等を開けて開閉のチェックをして下さい。

ほぼサビ付いて動かないので無理をしない様に気を付けて下さい。

ついでに

サッシのカギ(クレセント)が作動するか

クレセントの取付ビスが外れていないかどうか

網戸が正常に動くかどうかをチェックしてみて下さい。

出来れば

網戸の開閉は仲介業者にお願いして

開閉を確かめた方が無難です。

網戸が外れて落下する事故になるかもしれませんので。

 

二枚目写真の雨戸のカギですが

雨戸が戸袋に納まったままの場合が有りますので

必ずサッシを開けて雨戸を一度締めてみて下さい。

たまに、開け閉めしていて外れる場合もありますので

気を付けてゆっくりと開け閉めして下さい。

雨戸のカギは

8割以上は動かないです。

また

雨戸の順番を間違えて入っている場合などは

カギの位置が合っていない場合も有りますので

必ず、カギが締まるかどうかもチェックする事。

サッシの開閉をするだけで

他の所も自然と目に入りますよ!

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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