2020/10/19
今回は、<笠木部分の外壁通気として>についてお話をします。
新築工事の途中でバルコニー部分を見る事が有りましたら
下記写真の様な施工をしているかどうかをチェックしてみて下さい。
新築住宅の「新築各工程検査」の時に
たまたま確認出来た写真です。
バルコニー手摺笠木部分の外壁通気排気口には色々な施工方法が有りますので
参考にして下さい。
下記写真は
二種類の施工方法の実例です。
一枚目の写真は
サイディング材を裏側にして
写真の様に施工した場合は
一部の資料にはサイディングの裏面は防水処理をしていないから不可となっていますので
出来れば、何か防水処理をして頂ければ良いと考えます。
ここで気を付けなければならない事は
この写真のように、途中でシーリングを打っていなければOKですが
全部をシーリングを打ってしまっては
通気の出る排気口が無くなりますのでNGです。
現地に言った場合
シーリングを全部打っていれば
外壁通気に関する処理は考えていない現場監督ですので
見えない所の施工は、要注意ですね!
二枚目の写真は
外壁通気排気口の為に
専用部材の既製品を使用していますので
バルコニー手摺の笠木部分の外壁通気排気口は安心です。
他の既製品では
上記のメーカーのカタログ品が有ります。
二枚目の写真の既製品も
ここのメーカー品を使用していました。
外壁通気は
住宅にとって大切な構造の一部です。
ここを疎かにする工務店は
住宅に関する施工要領などに余り関心が無いと考えて差し支えないですね。
十分、気を付ける事が必要です!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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