2020/11/12
今回は、<セルフ・インスペクション 外廻り④として>についてお話をします。
今年の初めから新型コロナウイルスの為に
自宅に居る事が増えて来ていると思います。
この機会を利用して
劣化事例の説明を参考にしながら
一度、自宅を総点検してみましょう!
外廻り④として
軒裏廻りをチェックして見ましょう。
下記写真は
軒裏モルタル仕上げにひび割れが入っている劣化事例写真です。
この様に、壁目地の延長線上に
軒裏にもひび割れが入る事が多いです。
原因は良く分かりませんが
軒裏にも壁と同じ様に目地を切れば良かったのではないかと考えます。
補修に関しては
外壁と同じ時期及び補修方法は一緒で良いです。
次の写真は
軒裏換気口が外れている劣化事例の写真です。
この様に
軒裏換気材が外れたままにしておくと
小型の動物(コウモリなど)が屋根裏に入ってしまう可能性が有りますので
早めに固定し直す事をお勧めします。
下記写真は
木製の化粧破風が
経年劣化による塗装が剥がれている写真です。
この様な状況になってしまうと
木材自身の腐朽が進みますので
化粧破風などの様な
外部に木材を使用している箇所のメンテナンスは
外壁塗替え時より早めの方が良いと考えます。
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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