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エコキュートのヒートポンプとして

今回は、<エコキュートのヒートポンプとして>についてお話をします。

新築分譲住宅の見学会などで

現地に行く事が有ったら

エコキュートのヒートポンプ正面の空きスペースを

下記二枚目の【ヒートポンプ各社の据付寸法】を参考にして

確認して見て下さい。

 

新築分譲住宅の住宅診断でも

下記配置図面の様な

エコキュートとヒートポンプを設置をしている

現場をよく見ます。

 

【ヒートポンプの配置図面】

 

【ヒートポンプ各社の据付寸法】

 

【三菱電機のヒートポンプ設置制約】

 

上記一枚目の配置図面で見ると

ヒートポンプの正面がネットフェンスだから

障害物ではないと判断しての図面を作成したのでしょう。

 

もし

このネットフェンスの塀が

上記、配置図面の様に隣地の所有物で有れば

もし

お隣の人が

ヒートポンプの音が喧しいから

ネットフェンスをコンクリートブロックに変更した場合

どうなるのでしょうか?

配置図面から推測すると

ヒートポンプの正面からネットフェンスの空きスペースが

100㎜も無いでしょう。

コンクリートブロックに変更するのは

お隣さんの持ち分で有れば自由です。

コンクリートブロックにやり替えた場合

上記2枚目の各社の設置寸法が記載された資料を見て下さい。

項目Eの所の数値は

どのメーカーも200㎜から300㎜になっています。

ダイキンの場合は350㎜以上です。

三枚目の資料は

三菱電機のヒートポンプで

風向きガイドを設置すれば多少は緩和されますが

到底100㎜ではダメです。

ヒートポンプの性能を阻害する

障害物が出来た場合の事も考えて

対応策が有れば考えておかないと

大変な事になりますね!

 

もし

この様な新築分譲住宅を購入する時は

ネットフェンスの塀が

どちらの所有になるのかを

事前によく確認しておいた方が

良いと考えます。

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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