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低勾配屋根の屋根裏点検として

今回は、<低勾配屋根の屋根裏点検として>についてお話をします。

8月6日のブログにも記載しましたが

最近の新築分譲住宅の屋根が

偶々なのか

流行りかどうか分かりませんが

屋根裏に入っての点検が出来ない住宅が多いです。

【低勾配屋根の天井裏の写真】

 

今年になって

最も勾配が有った分譲住宅は2.5寸勾配でした。

2.5寸勾配といっても

1mで25cmですから

1間半で有れば68.25cmの高さしか有りません。

母屋(H=90㎜)下迄で有れば

59.25cmしかないのです。

妻側の間口が少なければ高さが1mも有りません。

2.5寸勾配屋根の住宅の

屋根裏に上がったとしても

なかなか移動する事が難しく

殆ど動けないのが実情です。

今年

住宅診断をした屋根勾配は

殆どが2.5寸勾配より低い

1.5寸勾配と言っても良いくらいですので

まだまだ高さが低いという事になります。

 

この様な新築分譲住宅の住宅診断をした後の

住宅診断報告書には

各部屋の中央付近に点検口を設置する事を

お勧めしています。

 

低勾配屋根の場合の屋根材は

ガルバニウム鋼板葺きの場合が殆どなので

雨漏りの心配は殆ど無いのですが

電気配線などのメンテナンスが出た場合は

せめて各部屋ごとに天井点検口が有れば

作業はし易いですね。

 

一つの考え方として

雨漏りの心配が殆ど無いので有れば

天井点検口は

必要な時に、必要な場所に開ければ良いという考え方も有ります。

しかし

点検口が有れば

何か不具合が有った時に

業者を呼ぶ迄も無い場合などは

自分で確認出来れば安心ですね。

業者を呼んで

何も異常が無くても

出張料だけ取られる事も無いとは言い切れませんよね。

という事で

この様な低勾配の場合は

各部屋ごとに天井点検口を設置する様に依頼しましょう!

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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