2020/12/14
今回は、<住宅診断手直し項目に対する対応として>についてお話をします。
Y&Y住宅検査の場合
住宅診断を実施して
住宅診断報告書を作成してから
それの説明をする為に
お客様の所にお伺いしています。
その時に
売主又は工務店が手直しし易いように
報告書とは別に
チェック図面(手直し項目を記載した図面)を用意して
お客様にお渡しをしています。
このチェック図面を
売主側に渡して
手直しを依頼しているはずです。
しかし
お客様の手直しの依頼の仕方なのか?
どうか分かりませんが
私の方に
この様な手直しで良いのでしょうか?
などの質問が有ったのは
ほんの数件だけです。
よくよく考えてみると
このお客様達は
契約をしている方か
又は必ず購入する意思が有る方達でした。
このお客様だけが
ビフォアー写真と手直し後のアフター写真を
メールしてくれています。
つまり
住宅を購入する事に対して真剣になっているのでしょう。
しかし
いくら買主側が真剣になっていても
売主側がどの様な対応に出るか?
手直し後のアフター写真まで
送ってくれるかどうかが問題ですね。
今回、久しぶりに
新築住宅の住宅診断報告書の手直し項目に対して
ビフォアー写真と
手直し後のアフター写真を頂きました。
その内容は
満足の行く内容では無かったのですが
売主側の対応に対して
少しは希望が持てるかな?・・・・。
で、ふと
今迄に手直し後のアフター写真を送って来た
不動産会社(工務店)を思い出してみました。
やはりと言いますか
地場の中堅で頑張っている会社ですね!
買主側も真剣ならば
売主側も真剣に対応してくれている事が
住宅診断を実施した私にとっては
インスペクター冥利に尽きる思いです。
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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