2020/12/18
今回は、<外壁シーリング打ち検査として>についてお話をします。
新築分譲住宅の外壁シーリング打ち工事後に
現場の見学に行った場合は
下記写真の箇所にシーリング打ちがされているか
チェックして見て下さい。
新築各工程検査物件の
外壁シーリング打ち検査に於いての写真です。
下記二枚の写真は
軒の出200㎜の場合の
外壁と軒裏との取合い部分の納まり写真で
シーリング打ち前と後の写真です。
一般の人が殆ど見る事が無い写真と思います。
今回の軒の出200㎜の場合は
軒裏のケイカル板を使用しない納まりになっています。
下記写真は
24時間換気扇用のパイプ廻りを
シーリング打ちをした写真です。
完成検査の時には
換気フードの廻りにシーリング打ちをしているかを検査します。
この様に二重にシーリングを打っていますので
ここから壁内への雨漏りは考えられないですね。
下記写真は
電気引き込み線部分のパイプ廻りにシーリングを打っています。
ここにも、最終的にカバーを取り付けて
その廻りにもシーリング打ちをします。
ゆえに
ここから壁内への雨漏りも考えにくいです。
今迄のところ
上記部分のシーリング打ち未済は
検査した物件では一件も有りません。
この様に
新築各工程検査を実施していて思う事は
何故
欠陥住宅をテレビで放映しているような
雨漏り事象が発生するのか?
不思議で、信じられない気がします。
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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