Y&Y設計事務所
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自宅のマンションは大丈夫ですか?

今回は、<自宅のマンションは大丈夫ですか?>についてお話をします。

昨日のブログに関連している事なので

ついでにお話をします。

これは笑って済ませる様な事では無いので

自宅のマンションをチェックして

下記内容の劣化事象が有った場合は

直ぐ補修が出来るのであれば

必ず補修して下さい!

 

あなた(読者の方)が住んでいる分譲マンションを

インスペクターから見た目線と言うか

実際に有る事例で説明しますね。

【ピロティ部分に有る壁にひび割れが発生している写真】

 

中古マンションを購入しようとして

住宅ローン減税を使用する為

既存住宅瑕疵保険に加入する検査に合格し

付保証明書を発行してもらう為には

一つ大きな問題点が有ります。

それは

分譲マンションで良くある設計で

1階部分をピロティ形式にした駐車場が有る場合

部分的に何箇所か壁が有ります。

その壁に上記写真の様な0.50㎜以上のひび割れが発生している事が

大変多いのです。

例えば

その壁が左、真ん中、右に有った場合

同じ様な向きにひび割れが入っている事が多いのです。

(原因は、地震による揺れです。)

そのひび割れ幅が0.50㎜未満で有れば

瑕疵保険検査に合格し

付保証明書が発行されますが

0.50㎜以上有る場合は

瑕疵保険に加入出来ませんので

住宅ローン減税は使用できなくなります。

 

何が言いたいのかと言いますと

折角

この分譲マンションを購入しようとしていた人が

瑕疵保険の検査に合格しないマンションなら

購入するのを「ヤーメタ」になってしまい

その分譲マンションの価値が下がって行きます。

自分の住んでいる分譲マンションが

どんどん住人が減り

(近くに新築のマンションがどんどん建設されるから)

価値が下がって行く原因に成り兼ねないのです。

たかが

ひび割れが有るだけで・・・・・。

 

この様な事にならない方法が一つ有ります。

マンションの大改修工事が10年~15年以内に

普通、実施されるのですが

その時に

必ずピロティ部分のひび割れを補修させるのです。

マンションの大改修工事が有っても

何故か、補修していないのが現状ですので。

又は

早々にマンション組合の理事会の議題に上げて

ひび割れを補修させる事が出来るのであれば

それが一番良い方法です。

 

たかが0.50㎜以上のひび割れが一か所有るだけで

既存住宅瑕疵保険検査に合格しないのです。

戸建て住宅の様に

簡単(勝手)に補修出来ないので不合格になりますので

自分の住んでいる分譲マンションの価値を

下げない様にする為には

是非

たかが「ひび割れ」で有っても補修する様にして下さいね!

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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