2021/01/15
今回は、<指差し確認の重要性として>についてお話をします。
家を出た後に
あれっ?
ガスの火消したかな?
ストーブを止めたかな?・・・・など
不安になって
家の戻って確認した事が有ると思います。
私も
事務所から家に帰る途中に
エアコンを切ったかな?とか
玄関のカギを閉めたかな?と
不安になって
事務所まで帰って確認する事が有りましたが
今では殆ど無くなりました。
この「あれっ?」っていうのは
凄く不安ですよね。
これを極力無くす方法が一つ有ります。
それは
工事現場でも実施されている事ですが
「指差し確認」です。
この「指差し確認」を出かける前にするのです。
例えば
エアコンの電源を消したかどうかを
エアコンに指を指して
「エアコンよ~し」と声を出すのです。
その他も同じ様に
「照明よ~し」「ガスよ~し」「玄関カギよ~し」・・・・
などを実施すれば
不安解消になります。
では
何故「指差し確認」が良いかと言いますと
指を指した所に意識が集中して
記憶に残るからだと考えています。
これと同じ様な事が自宅の点検にも使えます。
例えば
工務店が実施する住宅の定期点検の日程が決まっていれば
事前に
例えば一つの洋室6帖で有れば
部屋の真ん中に立って
壁の入隅とか
壁と天井の取合い部分などに向けて「指差し確認」を実施して
「コーク切れ無~し!」とかをしていれば
「コーク切れかくに~ん!」とかが分かって来ます。
この「指差し確認」で事前に悪い箇所を見つけて置けば
後から
工務店の定期点検に来た人に伝えれば良いのです。
各工務店によって定期点検の方法が違っていて
最悪のパターンは
御用聞きみたいに
何か気になる事は有りませんか?
って聞くだけで定期点検を実施したと考える工務店が存在します。
もし、その様な工務店の定期点検で有れば
事前に自分でチェックしていれば
チェック項目を渡して補修してもらう事が出来ます。
30分とか1時間かけて定期点検をされる工務店で有れば
自分でチェックした個所を
工務店の方でもチェックしているかを確認していれば
補修工事の時間短縮が出来ます。
如何でしょうか?
今からでも遅くはないので
自宅を「指差し確認」で点検してみませんか?
因みに
この「指差し確認」方法を
Y&Y住宅検査の住宅診断にも採用しています。
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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