2021/01/24
今回は、<ヒートポンプ前面の離隔距離に注意!>についてお話をします。
新築分譲住宅の見学会で
建物の中だけをチェックするのではなく
外廻りもチェックして下さいね!
下記写真の様な
信じられない離隔距離が
実際の新築分譲住宅で存在していましたので
エコキュートのヒートポンプ前面の
離隔距離をチェックする事を
お忘れなく!
下記の「離隔距離などの制約資料」も参考にして下さいね!
「住宅診断」を実施していなければ
見逃される確率が非常に高い事例と考えます。
「建物状況調査」の場合は
この様な不具合は調査対象外なので
指摘項目としては上がらないですね!
昨年
住宅診断をした案件で
写真をアップする事を
ご依頼主様の了解が得られたので
今回
写真をアップさせて頂きました。
不適合事例の内容は
ヒートポンプ前面の離隔距離が80㎜の不適合事例です。
その写真が下記写真です。
エコキュートのメーカーはダイキンで
下記資料の離隔距離(E)の寸法は
壁の高さが1200㎜以下だったので
最低でも350㎜以上の離隔距離が必要です。
この不適合事象の指摘を
住宅診断の手直し項目にあげました。
果たして
手直し方法として
工務店がどの様にするか
ある程度検討は付きますが
どの様に解決させるのでしょうか?
皆さんも一緒に考えてみて下さい。
新築分譲住宅は
新築だから
インスペクションをしなくても大丈夫ですよ!って
仲介業者がよくお話をされますが
しか~し
新築住宅だからこそ
住宅診断が必要なのです。
今回の様な不適合事例などは
住宅診断をしていなかったら
新しい家に引っ越しをして
生活し出してから
問題が発生するパターンです。
この不適合事例の場合だったら
おそらく
エコキュートの作動に不具合が起きるか
湯が出ない事象になると思われます。
その状況になってから
売主に湯が出ない等を連絡するはずです。
売主は
早急に直す手配はすると思いますが
直す迄に相当な時間がかかり
その間のストレスは
大変な事になるでしょうね。
もしかしたら
一週間以上湯が使えない状態になるでしょうか?
折角
新築住宅を購入したのに
この様な問題が起きると
他にも何か問題が出て来るのでは?
っと不安になりますよね。
ゆえに
あなたは住宅診断を依頼して
安心・納得して住宅を購入しませんか?
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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