2021/02/11
今回は、<パックリフォーム工事は要注意!>についてお話をします。
パックリフォーム工事の「パック」とは
例えば
システムキッチン、ユニットバス、洗面ユニットなどの
水廻り設備の取替工事を纏めて「パック」として
工事費込みで格安の値段で取り替える事です。
このパック工事自体は別に問題は有りません。
要注意は
このパック工事のついでに
LDKなどの内装材を新しい材料に貼り替える工事を
実施する場合が「要注意」なのです。
何が要注意か?と言いますと
床・壁の傾斜です。
リフォーム業者に色々聞いてみても
床と壁の傾斜の件は
傾斜している事が
工事中に分かれば
その時点でお客様にお伝えしてどうするか聞くそうです。
お客様から
一般的にこの様な場合はどうされるのですか?と聞かれた場合
今まで生活していて違和感が無ければ
このまま仕上げますって言えば
大概は
では、そのまま仕上げて下さいとなるそうです。
殆どが
其のままの傾斜で仕上げてしまいますとの事。
??????? 良く分からない ?
ここが重要なポイントになります。
つまり
リフォーム工事の見積もり段階では
最初から
床の傾斜を直す事が条件で
リフォーム工事をする以外は
床・壁の傾斜計測はしないという事です。
何故かと言いますと
リフォーム業者は
契約する事が一番大事なので
もし
予め床・壁の傾斜計測をして
この傾斜を直す事から見積もりをしていたら
依頼されたリフォーム工事内容からして
金額が大きくなり過ぎてしまいます。
そうすると
仕事が取れないという事になります。
だから
パックリフォーム工事金額は安いのです。
ただし
工事中に出た追加工事は高いと考えていた方が無難です。
という事で
はなっから傾斜計測はしない事に繋がります。
これが一般的なリフォーム業者だという事を
理解してから依頼して下さいね。
大切な事は
リフォーム工事を依頼する前に
「住宅診断」を依頼して
自宅の劣化状態を把握する事が
リフォーム工事をする前の
大切な第一歩と考えて下さい!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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