Y&Y設計事務所
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近隣住宅団地視察②として

今回は、<近隣住宅団地視察②として>についてお話をします。

昨日

定期的な近隣住宅団地へ

建築途中の気になっている建物を

勉強を兼ねて見に行って来ました。

今回は

二つの収穫が有りました。

その内の一つは

木造住宅の最大手?のハウスメーカーの住宅で

既に

基礎工事が完了し

事前給排水配管も完了していました。

ユニットバス部分の基礎立上りの

断熱材もバッチシ入っていて

給排水配管も

床下に潜って邪魔になる様な位置に

配管はしておらず

コンパクトに施工されていました。

勿論

基礎内は大変綺麗に清掃していたので

流石に最大手の会社だと感心。

基礎天端の墨出しも終わっていたので

近日中に土台敷きが行われるのでしょうね。

次は

外壁の透湿防水シート張りがどうかが楽しみですね。

 

もう一件の方は

ユニットバスの所の基礎立上り部分に

断熱材が無かった建物で

既に外壁の透湿防水シートが貼り終わっていました。

これを道路からチェックさせて頂いたのですが

なんとビックリ!

透湿防水シートに皺一つ無く

重ね幅も綺麗に施工していました。

外壁部分の貫通配管廻りの

防水テープ貼り

サッシ下の先貼りシート等も問題無し。

次は

妻側の外壁通気金物がどうなるか

今後楽しみな物件ですね。

 

その他は

ツーバイシックスの新築の

妻側外壁部分に

外壁通気排気金物が見当たらなかった住宅が有りました。

現場監督がいたら

どの様に施工しているかを聞いてみたいですね。

もう一件は

知り合いの知り合いの工務店が建てた住宅で

今日行って見たら

既に引っ越しされていました。

この建物の場合

妻側外壁の通気排気金物が見当たらず

どの様に施工しているかを

その工務店に電話をしてみました。

(知っている部署違いの担当者がいたので)

後日

調べてから回答をしてもらえるので

楽しみに待つ事にします。

まさかとは思いますが

外壁通気は

小屋裏に入りますと言う回答だけは欲しくないな!

もし

回答の連絡が無い場合は

外壁通気金物の施工をしていないという事でしょうね!

 

念の為に記載しておきます。

瑕疵保険に加入する為には

乾式外壁仕上げ(サイディング材など)の場合は

外壁通気が必須なのです。

殆どの新築住宅がサイディング材を使用した

乾式外壁材仕上げなので

「外壁サイディング仕上げ」の前置き無しで

外壁通気の有無をブログには記載しています!

 

昨年

民法改正が施行されましたが

この外壁通気の排気口設置未済の場合は

契約不適合責任

どの様に扱われるのだろうか?

今後

この辺を注視して行こうと考えています。

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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