2021/03/05
今回は、<近隣住宅団地視察③として>についてお話をします。
昨日
定期的な近隣住宅団地に
建築途中の気になっている建物を
勉強を兼ねて見に行って来ました。
今回は
外壁サイディング工事をしている職人さんに
妻側の外壁通気の排気口金物が付いていないけど
どの様に施工しているのかを
直接聞いてみました。
金物は付けていないけど
屋根裏に入るんじゃないの?って言ったので
でも屋根タルキが柱の面迄来ていているのだから
屋根裏に入らないのでは?って
聞いてみました。
そしたら
そうじゃね、入らんねって答えが返ってきました。
見える範囲で今度は
軒裏側を見てみると
屋根の防水シートが
サイディング下地の胴縁を
上から覆っている様に見えたんじゃけど
もしかしたら
軒裏側の外壁通気は
屋根裏に逃げる様に
普通は考えているけど
ここの場合は
屋根裏に逃げれないかも・・・・・?
雨仕舞の為に
防水シートを上から被せているのだろうけど・・・・・。
現場監督さんは
いつもいつ頃見に来るか聞いてみたら
まちまちという事でした。
直接
話を聞いて見たかったけど
今日見た範囲では
アウトだな。
まさかとは思うが
外壁通気は
妻側の軒裏に逃げるから
問題ないって言わなければ良いけどね。
妻側の軒裏に
軒裏換気口金物が設置していれば良いけど
設置していないからダメです。
以前
住宅診断を実施した結果
購入するのを止めて
この工務店が建てる「売建て住宅」を契約した
お客様がいるのだけど・・・・・。
心配になって来ましたね。
その他は
外壁透湿防水シートを綺麗に貼っていた建物は
まだ
妻側外壁通気の排気口金物は
設置していませんでした。
また
先週
知り合いの知り合いの工務店へ
妻側外壁通気排気口金物の件で
電話したのですが
返事が有りませんでした。
残念ですね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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