2021/03/07
今回は、<自宅の住宅診断は必要ですよ!>についてお話をします。
注文住宅を建てて
最初の外壁と屋根を塗り替えメンテナンス工事をしてから
更に12年が経った
木造住宅に住んでいる方から
リフォーム業者の見積もりの件で
相談の電話が有りました。
内容は
家を建てた工務店が既に倒産して
無くなっているので
偶々来た
飛び込みのリフォーム業者に
見積を頼んだそうです。
持って来た見積もりが
外壁塗替え工事、屋根塗替え工事、ユニットバスに変更工事等々・・・・
全て一式工事で書かれていて
明細が無いので不安になったとの事でした。
その見積内容を
チェックしてもらいたのですが?の相談でした。
で
その日の夕方に
事務所へ来てくれるという事だったので
時間を決めて来て頂きました。
早速
見積を見せて頂いたのですが
想像していた通りの
手書きの汚い文字の見積もりだったので
その業者とのリフォーム工事の話は
お断りした方が良いのでは?
とお話をさせて頂きました。
リフォーム業者を
紹介してくれと言われたのですが
第三者性を遵守しないといけない職種なので
紹介する事はしていませんと説明した後に
他の依頼者様にもお話している様に
「広島県工務店協会」をインターネットで調べて
その中の会員の中の工務店の
何件かのホームページを見てから
電話で依頼されたら良いですよと
アドバイスをさせて頂きました。
その後
色々と世間話をしながら
外壁と屋根の塗替えメンテナンス工事は
時期が来ているので実施したいとの事。
で
住宅診断をお宅へ依頼するので
外壁・屋根の塗替えメンテナンス工事以外に
メンテナンスをせんといけん所が無いかを
検査して欲しいという事になったのです。
住宅診断を実施した結果は
床・壁の傾斜は判定基準以内だったので
取り敢えずは一安心したのですが
2階バルコニー部分の防水仕上げと
基礎のひび割れの補修以外は
住宅設備関係で浴室の土間タイルの
排水ドレン廻りが沈下が酷かったので
この3項目は
一緒にメンテナンスをされた方が良いと
提案をさせて頂きました。
このご夫婦のお宅は
定期的にメンテナンス工事を実施していたので
気持ち良く作業をさせて頂きました。
ここから本題に入ります。
自宅のメンテナンス工事は
特に
外壁と屋根の塗替えメンテナンス工事は
長くても15年以内おきには実施しましょう。
で
家を建てた工務店が有る場合は
そこにメンテナンス工事を依頼する方が無難でしょうが
もし
色々な事情で
それ以外のリフォーム業者などに依頼する場合は
依頼する前に
自宅の「住宅診断」を依頼して
劣化事象を把握してから
依頼する様にしましょう!
そうする事で
メンテナンス工事の必要順番が分かりますので
今回のメンテナンス工事には
何処と何処をメンテナンスするかを
決める事が出来ます。
自宅のメンテナンス工事の
見積り依頼をする前に
「住宅診断」を実施しませんか?
予算内に効率良く
メンテナンス工事が実施できますよ!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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