Y&Y設計事務所
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住宅診断から1年2か月で示談成立

今回は、<住宅診断から1年2か月で示談成立>についてお話をします。

先日

住宅診断のご依頼者様から

示談が成立した事の電話を頂きました。

 

住宅診断のご依頼から

約1年と2か月が経過して

その間

色々なストレスや心の葛藤が有ったと思いますが

泣き寝入りせずに済んだ事は

本当に良かったです。

 

話の始まりは

床に傾斜が有る事に気が付いたので

Y&Y住宅検査のホームページの

ブログなどを見てから

「住宅診断」の依頼をしてくれたそうです。

住宅診断報告書の説明に行った時に聞いたのですが

現状の住宅が

どの様になっているかを

第三者に見て貰い

その結果を

住宅診断報告書に纏めて頂いて

この報告書を基にして

売主と交渉されるとの事でした。

しかし

住宅診断報告書を売主へ見せても

のらりくらりと

なかなか話が前に進まず

結局

埒が明かず

半年位経ってから

弁護士に依頼をして

ようやく

話が前に進みだしました。

やはり

売主も弁護士相手で有れば

今迄の様に

あしらう事が出来なかったのでしょうね。

その途中で

弁護士より

住宅診断報告書を基にした

「意見書」の作成依頼が有りました。

「意見書」とは

不動産業者から示された

補修工事内容に対しての

専門家(建築士)としての意見です。

その意見書には

第三者性を遵守した内容で

①建物の現況として

②現状では、建物の構造にどの様な影響が有るか

③床・壁の傾斜を直す工事として

④不動産業者の補修方法について

の4項目を分かり易く書いて

弁護士に渡したのですが

これが実際に役に立ったかどうかは分かりません。

これを渡した後?から

売主の方も弁護士を立てたようで

結局

裁判をしても勝てないと考えたのか?

示談した方が得と考えたのか?

示談が成立して

引っ越しも終わり

建物の決済など

建物の引渡しが終わり

弁護士料の支払いも終わったので

私の方へ連絡をくれたみたいです。

 

「意見書」の作成に当たり

やはり

Y&Y住宅検査の「住宅診断」を実施していたので

床・壁の傾斜チェック図面の作成と

床下に入っての検査結果から

総合的に

床・壁の傾斜の原因がハッキリ分かっていた事が

「意見書」を分かり易く作成できたと考えています。

 

今日のまとめとして

「住宅診断」の本当の役目は

この様な揉め事が起きない様にする為に

契約前に実施する事なのです。

今回の場合は

たまたま

示談が成立したから良かったのですが

それでも

費用負担(弁護士料など)は

どうしてもかかりますし

示談が成立する迄のストレスなど

色々な心の葛藤は避けられません。

もし

示談が成立せずに

調停とか裁判迄行くと

まだまだ時間がかかり

費用の負担が大変ですよ!

 

いいですか。

リフォーム工事をしていて

綺麗な中古住宅で有っても

今回の様な事が実際に起こります。

是非

中古住宅を購入しようと考えているのであれば

Y&Y住宅検査の「住宅診断」を依頼して下さいね!

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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