2021/04/03
今回は、<Y&Y住宅検査は、他の人と違う目線で!>についてお話をします。
「住宅診断」を実施していて思う事は
当初は
今で言う「建物状況調査」的なインスペクションで
ただ単に
劣化事象の有無の調査をしていました。
で
床の傾斜が酷い中古住宅の
インスペクションを実施して
その依頼主様が
結果的に泣き寝入りしている事を知ったのです。
この様な方を
続けざまに目の当たりにしてから
インスペクションの考え方を
変えんといけんと考えて
今現在のインスペクションに対する
考え方になりました。
この当たりの話は
以前のブログにも書いていますので
今回は省きます。
話が少し反れますが
現状の
「既存住宅状況調査技術者」になる為の条件として
建築士でなければなりません。
しかし
宅建業法改正になる以前までは
「既存住宅現況検査技術者」という資格では
宅建士の方も取得出来たのです。
これは
何を意味しているか分かりますか?
つまり
建築士という
建築に関しての専門職では無くても
出来る検査なのです。
何故かと言うと
見える範囲での
劣化事象の有無を調査するだけだからです。
これを何故
建築士だけにしたのか?
単純に
「建物状況調査」に重みを持たせる為だけです。
建築の専門の建築士が調査したのだから
安心ですよ!って言いたいだけなのです。
これがハッキリと分かるのが
「既存住宅現況検査技術者」を
「既存住宅状況調査技術者」に変えたのだから
建物の検査内容が変わったのか?と言いますと
それが全く一緒なのです!
この検査内容が
世間一般のインスペクターの検査内容です。
ただ単に
極端な事を言えば
誰でも講習テキストを読めば出来る内容です。
ここから本題に入ります。
お題目の
<Y&Y住宅検査は、他の人と違う目線で!>の意味は
上記の内容を読んで頂きましたら
粗方
お分かりになったと思います。
Y&Y住宅検査の「住宅診断」は
ただ単に劣化事象の有無を調査するのではなく
違う目線で
劣化事象の原因は何か?
これを
目視の範囲で追及する事が
他のインスペクターと違う所です。
この劣化事象の原因が
分からずに
劣化事象の有無だけで
契約の判断は
出来ないと思いますが
皆さまは
どう思われるでしょうか?
私は
依頼主様は
知りたいはずと思っていますが・・・・。
という事で
「住宅診断」は
劣化事象の原因を
目視の範囲で追及するインスペクターに
依頼する様に!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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