2021/04/14
今回は、<外気に接する床断熱材として>についてお話をします。
新築分譲住宅の
適合・不適合事象として
一昨日、昨日に続いて
今回は
外気に接する床断熱材の不適合事例のお話をします。
下記写真は
外気に接する床の断熱材の写真です。
以前のブログでも
外気に接する床の事を記事にした事が有りますが
この
外気に接する床の断熱材部分とは
何処になるのか?
簡単な例で説明しますと
1階に車庫が有り
その車庫の上に部屋が有った場合の
その部屋の床下に設置している断熱材部分になります。
上記写真を
見てビックリしませんか?
断熱材を設置している意味が全然無いですね!
本当に
この様な施工をしている新築住宅が有るのです。
信じられない気持ちでしょうが
これが現実に有った不適合写真です。
どうですか?
新築分譲住宅だから安心では無い事は
少しは分かってくれましたか?
新築住宅の場合は
一昔の住宅と違って
高気密、高断熱になっています。
なので
少しでも断熱材にすき間が有ると
その部分に結露する可能性が高いのです。
結露が
常時している場所で有れば
カビが発生する可能性も出て来ます。
そのカビが知らないうちに
部屋に入り込んでいる事も考えられます。
Y&Y住宅検査の「住宅診断」では
断熱材の設置に対する検査は
相当シビアに検査して
是正(手直し)項目に上げています。
新築住宅だからこそ
契約する前に「住宅診断」を実施して
瑕疵保険の保険が降りない免責部分を
検査して
不適合箇所を直して貰いませんか?
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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