2021/04/23
今回は、<住宅診断の一環として①>についてお話をします。
今回から
<住宅診断の一環として>を
新しいシリーズとして
アップして行く事にします。
以前
少しお話をした事を
実践に移したお話です。
新築分譲住宅の
住宅診断を実施して
その建物の指摘事項の為に
購入を諦めた依頼主様が続いたので
(実際は、他にも理由が有ります。)
それではと考えた事が
事前に
指摘事項を無くせば
良いのではないかと考えたのです。
悪い所が有っても
それを指摘事項に
挙げないのではなく
その指摘事項になる事象を
最初から
キチンと施工をする様に
工務店へ説明するのです。
その為には
工務店の責任者に理由をお話して
工事中の現場を見せて頂く事が必要になります。
で
今現在
現場を見せて頂く了承を頂いた工務店は
まだ一社だけです。
なかなか
了承を頂く事が難しいですが
民法改正になった事を
最初にお話をして
今後は
手直しとか値引き交渉が
増える可能性に対応する為に
事前に
指摘事項の項目を無くしませんか?って
辛抱強く
各工務店にお話をして行きます。
という事で
今回が
第一回目のブログになります。
先日お伺いした現場は
先週の木曜日に行って
今回が2回目になります。
1回目の時は
屋根屋さんと少しお話をさせて頂いただけでしたが
今回は
大工さんと
色々とお話する事が出来ました。
その中で
外壁妻側の外壁通気の排気口金物の件は
やはりと言うか
屋根裏に通気が逃げると考えていました。
で
お話をするうちに
屋根裏には通気が行かない事を
大工さんも分かって頂きました。
そこで
大工さんが言うには
その排気口金物は
誰が付けるのか?
サイディング屋か?
取付費用が出るのだろうか?
っと言っていました。
この反対の話を
工務店側の人から聞いた事を思い出しました。
工務店側も
排気口金物を設置しないといけない事は
分かっているのかどうか迄は
ハッキリと分かりませんが
排気口金物の費用及び
設置費がかかるから・・・・。
曖昧のまま
宙に浮いている事も有る様ですね。
この様な
費用をどうするかが
今後の課題なのか?
大工さんが言った事は
取付を大工に押し付けられるのではないか?
と懸念するのは当然かもしれませんね。
何か
この先が思いやられそうな感じがして来ました。
第一回目は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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