2021/05/03
今回は、<近隣住宅団地視察⑤として>についてお話をします。
広島で
注文住宅を受注していて
知名度が有る地場の工務店も
やはりと言うか
妻側外壁の
外壁通気の施工をしていませんでした!
注文者から
契約不適合責任を問われたら
どうするのかな?
この様な事が
実際に有る事なのです。
だから
「住宅診断」を実施する事が
必要だと思いませんか?
たかが
外壁通気の未施工ですが
外壁通気を新たに施工し直すと
相当な工事金額がかかりますので
注文者も工務店も
ストレス満開で
言い争いになりかねませんね。
しかし
もしかしたら
工務店側は
外壁通気の施工をしていなくても
家には大した影響は有りませんよ!って
軽く受け流すかも・・・・。
で
注文者も
揉めたく無いので
なあなあになって終わるかな?
って考える前に
もっと<住宅診断の一環として>を
強化せんといけんね!
話を戻して
このシリーズは
前回3月20日にアップしてから
一か月以上開いてしまいました。
実際
新築分譲住宅に目新しい動きが無く
何も変化が無かったので
書きたくても書けなかったのです。
今回
久しぶりに
設計の外観の勉強も兼ねて行ってみました。
一か月以上行ってなかったので
現地の状況が変わっていて
一つ
ブログネタになる現場を見つけたので
ここでお話をします。
以前
知り合いの知り合いの工務店に
妻側外壁の外壁通気口金物が設置されていないが
どうなっているか教えて欲しいと
その工務店に電話で聞いたところ
担当者に聞いてみますと言ったまま
音沙汰無しでした。
やはり
外壁通気の施工はしていないのだろうな?
と思って
それはそれでいいかって考えていました。
ところが
<住宅診断の一環として>で
建物を見させて頂いている現場の大工さんが
前回、現場にお邪魔した時に
その工務店の専属の大工さんという事が分かったのです。
今回は
たまたま応援で来ているとの事。
で
その工務店が
妻側外壁の外壁通気は
どの様に施工をしているのかを
聞いてみました。
そしたら
妻側外壁の外壁通気の施工は
何もしていないとハッキリと言われました。
それで返事の電話が無く
未だに音沙汰が無い理由が
ハッキリと納得してしまいました。(笑)
今回の団地視察で
基礎の工事が終わった段階の
その工務店の現場が有り
チェックをしていたら
ユニットバスの点検用の
基礎立上り部分の「キソ点検口」を施工していたのですが
その「キソ点検口」の断熱材の横に
基礎立上りコンクリートが無く
そこにユニットバスの排水管などを
事前配管をしているのです。
?????・・・・。良く分からん!
時間が有ったら
その部分をどの様に納めるか見てみたいですね!(笑)
何の為に「キソ点検口」を設置するのか?
意味が分かっていないのかも・・・・。
今度行った時には
床を貼っているだろうから
もう分からないかな?
これで
住宅団地視察の新たな目的が一つ出来ました。
この注文住宅の進捗状況を
観察して行きたいと思います。
出来れば
妻側外壁通気金物を設置した所が見られたら
嬉しいですね!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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