2021/05/17
今回は、<何じゃこりゃ?>についてお話をします。
何じゃこりゃ? ⇒ 何だこれは? です。
新築分譲住宅の住宅診断にて
1階の天井裏の検査をする為に
ユニットバスの天井点検口から
天井裏を検査しますが
点検口から見えた状況が下記写真です。
何だこりゃ?ってな感じでした。(笑)
どんな考え方から
この様な意味の分からない施工をしているのか?
外壁の防火構造の認定には
プラスターボードなどを
部屋内側に貼らんといけんじゃろ!
ホント??????・・・・・?
って
小屋裏に入っての検査を実施する迄
外壁の防火認定違反の事で腹が立っていました。
しかし
小屋裏に入って納得しました。
この住宅の外壁に
大建工業の「ダイライト」という
下地材を外壁に貼っている事が分かったのです。
この「ダイライト」を外壁に貼っていれば
部屋内にプラスターボード等の
内装被覆を貼らなくても良いのです。
専門的な話を簡単にすると
グラスウール10K 75㎜以上等を入れる事で
防火構造の認定をクリアしている事になるので
今回の新築分譲住宅は問題は無しで
ホッとしました!
この事が有ってから
新築住宅の
住宅診断を実施する前に
確認申請図面一式を貰う様にしたのです。
これが進化して行き
現在の
Y&Y住宅検査だけが実施する
新築住宅用の検査項目が完成したのです。
今回のお題目は
ユニットバスの点検口から見た
その時の
私の心の動揺でした。
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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