2021/06/05
このブログは
住宅診断を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入りしない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、<ワークスペースを確保する為に>についてお話をします。
最近
設計業務の方では
新築分譲住宅または注文住宅に於いて
ワークスペース又はワークルーム付の
プランの依頼が増えて来ています。
新型コロナが一時的ではなく
ウィズコロナの時代が
幕を開けてしまったのでしょうか?
実際
ニュースでは暗い話ばかりで
新型コロナの為に
在宅勤務を余儀なくされるニュースも聞きます。
今迄は
一次的な事だと考えていたので
一時凌ぎの簡易的なワークスペースを確保して
何とか凌いでいましたが
その様な状況では無くなって来ているようですね!
それに伴い
例えば
自宅が有る人は
今住んでいる住宅を
在宅勤務の為のワークスペースを確保する為の
リフォーム工事しなくてはならない様な
流れになりつつあります。
ここで
リフォーム工事をするに当たって
インスペクター又は建築士として
注意事項を箇条書きにしてみました。
①安易な計画でリフォーム工事を発注しない事。
安易な計画とは
取り敢えずワークスペースを確保する為の工事の事です。
②ワークスペースを確保する場所はLDK。
何故LDKかと言いますと
得てして無駄なスペースが多いと考えるからです。
③表面的な工事をしない事。
表面的な工事とは
特に電気配線の事で
安易にたこ足配線にしない事と
冷暖房(エアコン)の位置に注意する事。
④書棚の計画をシッカリと考えて置く事。
一時凌ぎのワークスペースでは無いので
補強も事前に入れて置く事。
⑤工務店(設計専門の建築士がいる所)か
設計事務所にプランの依頼をする事。
自分の考えも良いですが
専門家の考え方を聞いた方が
無駄が無いと考えますから。
⑥間違っても飛び込み業者とかチラシを見て依頼しない事。
後日のアフターメンテナンスが心配だからです。
以上の注意事項を参考にして
リフォーム工事で泣き寝入りをしない様に!
もし
不安で有れば
ホームインスペクターに
工事途中の検査を依頼する方法も有りますよ!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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