2021/06/11
このブログは
住宅診断を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入りしない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、<近隣住宅団地視察⑦として>についてお話をします。
2週間以上期間が空きましたが
恒例の
近隣住宅団地の視察(デザインの勉強も兼ねて)に
行って来ました。
前回見に行った時に
例の
知り合いの知り合いの工務店の
注文住宅の進捗状況はどうなっているか?
2週間以上時間が空いてしまったので
もしかしたら
既に外壁サイディングの施工が
終わっているかな?と思っていました。
それが何と
私が見に来るまで待っていたかのように
丁度
妻側外壁部分に
通気経路確保部材(カバープレート)を2個設置していて
そのカバープレート廻りだけ
サイディング張りの施工をしていませんでした。
お陰様で
外壁サイディング下地が
通気金具を使用して施工している事が分かり
妻側外壁通気に関しては
問題無しでベリーグッドと分かりました。
もしかしたら
この事をブログに書くまで
待っていた様に思えたので ☜ 考えすぎ(笑)
ご期待に応えて
早速、書かさせて頂きました。(笑)
この様に
キチンと施工している現場を見れば
何故か嬉しい気分になりますが
このまま全ての住宅に
この様に外壁通気を施工してくれる事を
期待しています。
さてさて
新たな工務店の現場が
サイディングの下地に胴縁を打付けていました。
既に軒裏の仕上げ材の施行が終わっています。
勿論
軒裏換気材は設置していません。
この状態では
外壁通気経路の確保は無理と考えますが
果たしてどうするのか?
もう一つの工務店は
注文住宅がメインの工務店ですが
これも上記工務店と同じです。
もうそろそろ
このシリーズは打ち止めにしようと考えていましたが
打ち止めは
この2工務店の進捗状況を見て考える事にします。
今日のブログは如何でしたか?
新築分譲住宅には
キチンと施工している工務店と
そうでない工務店が存在します。
出来れば
契約前に「住宅診断」を依頼しませんか?
建築基準法、フラット35、瑕疵保険などの
設計施工要領が検査できるインスペクターでなければ
表面だけをチェックする
「内覧会」と同じ事になりますから注意する事が必要です!
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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