2021/06/25
このブログは
住宅診断を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入りしない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、<住宅購入のチャンスは今しか無い?>についてお話をします。
中古住宅または新築分譲住宅を
購入する事を考えている方は
今のこの機会しか
住宅を買うチャンスが無いと
考えているのでしょうか?
または
以前から計画的に購入を
準備していたのでしょうか?
今回は
今のこの機会しか無いと
考えている方に対いしてのお話をします。
多分
本当に今のチャンスを逃してしまったら
もう二度と購入するチャンスは無いと
焦っている方がおられると思います。
何故ならば
今の年収とか
親からの援助の有無
子供の入学式など
色々な条件が重なっているからだと考えます。
その中で
◆中古住宅を考えている方は
予算的な事や
子供の学区などの理由が色々と有る中
焦る気持ちを抑えて頂き
下記の注意内容を参考にして下さい!
特に注意して欲しい内容を書いてみますね!
床・壁の傾斜の有無だけは
シッカリと調査をして(住宅診断を依頼して)
床・壁の傾斜傾向とかの原因を
目視の範囲で追求して下さい!
住宅診断の結果
既に判定基準(6/1000)以上の傾斜が
確認された場合の選択として
①その家を諦める
②土台上げ工法で補修
既に沈下が止まっている場合は
基礎はそのままで、土台から上を水平に戻す工法
③アンダーピニング工法で補修
まだ沈下が止まっているかどうか分からない場合は
基礎の下の土を掘り起こしてジャッキで基礎ごと水平に戻す工法
ただし、無筋の布基礎にはお勧めしません。
上記の様に
床の傾斜が酷くない場合は判断が難しいですが
築年数から考えた場合
既に沈下は止まっている事も考えられますが
不同沈下の原因が
法面が建物の近くに有るなど
分かっている場合は
床の傾斜がどの様に推移するかを
ある程度予測をして
それに備えるべく積立をする事をお勧めします。
床の傾斜が気になり出すと
何故この中古住宅を購入してしまったのか?
後悔しか考えられなくなります。
その為の心の準備の為に積み立てをするのです。
Y&Y住宅検査では
建物全体の傾斜傾向及び
その原因を
目視の範囲で追及してアドバイスを致します!
毎月の積立は
外壁・屋根のなどの定期的な塗り替えメンテナンスも
積み立てておく事が必要ですよ!
次に
◆新築分譲住宅の購入を考えている方は
Y&Y住宅検査が住宅診断で実施している
瑕疵保険の設計施工要領とか
フラット35の仕様などの有無を検査して
光熱費など
直接分からないところで
損をする事がない様にして下さいね!
特に
外壁通気の排気口が無い場合とか
小屋裏換気が無い場合などは
住宅の耐久性が大きくマイナスになりますので
絶対に確認して下さいね!
最後に
◆注文住宅を考えている方は
その住宅に何年住む予定なのかなどを
よく考えてから
住宅の設備及び省エネ仕様と
家族が住む形態をシッカリと決めて
それに合致した仕様にして下さい。
ハウスメーカーが勧める仕様を信用して
設置をする様な事は絶対にしない様に!
でなければ
過剰設備等に無駄なお金をかける事になりますよ!
例えば
高気密、高断熱の仕様で
全館空調というハイレベルな仕様にするのであれば
空調設備のメンテナンスの期間とか
取り替え費用が幾らかかるか等を
事前に良く確認して下さいね!
10年で壊れてしまって
それを取り替える費用が
300万円以上もかかってしまう例も有ります。
一般的な設備の保証期間は
長くて2年間ですので取り替え費用は全て実費になります。
全館空調でも色々な方法が有りますので
よく調べて下さいね!
高断熱・高気密の住宅であれば
一般的なエアコンが1台か2台有れば十分な場合も有りますから。
今日のブログは参考になりましたでしょうか?
今回は、これで終わります。
◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊
「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊