2021/07/21
このブログは
住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入り(又は後悔)しない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、<地震に備えた住宅を建てませんか?>についてお話をします。
先日の地震発生の事から
木造住宅を計画している方
または
計画しようと考えている方は
是非
構造計算(許容応力度)による
耐震等級3の住宅を計画しませんか?
と言うお話です。
7月17日の夜に
伊予灘が震源地の
最大震度4の地震が発生した事は
皆さんは既に知っていると思います。
その時は
まだ中区で
4階建てのビルの1階に有る事務所で
仕事をしていましたので
突然
下からドスンと突き上げるような振動が有り
驚くと同時に
大きな揺れが来るのではないかと
一瞬緊張が走りました。
幸い
それ以上の事は無かったのでホッとしましたが・・・・。
で
上記の地震情報を見てみますと
広島市の西区が震度3以外は
震度2だったようです。
何故
西区だけが震度3なのか?
って事を考えながら
ふと
熊本地震の事を思い出したのです。
一時
耐震等級2の建物が倒壊したとか
耐震等級3相当の建物の内
2棟が少しの補修しただけで計16棟全てが
震度7を2回遭った後でも
住み続けられていると言う話題も有りました。
最近分かった事は
耐震等級3相当と言うのは
全てが構造計算による耐震等級3ではなく
性能表示による耐震等級3だった事が分かっています。
この事から
耐震等級3という耐震性能が
クローズアップされていますが
それはそれで
大変良い事と考えます。
今回の地震では
ニュースになる様な
大きな被害が無かった事は
幸いな事と思います。
何が言いたいかと言いますと
今回は
たまたま震度4だったので
大きな被害のニュースが無かったのですが
大きな地震が
何時
何処で
発生するか分かりません。
で有れば
今から木造住宅を計画する方は
工務店の設計の方に依頼して
是非
構造計算の耐震等級3を取得する事を
お勧めします。
もし
耐震等級3は必要無いですよ!とか
プランの自由度が無くなりますよ!とかの
理由を付けて構造計算をしない方向に
工務店が勧めるようでしたら
または
追加として
200万円以上かかります! ☜ この金額の根拠は?
って言うようでしたら
他の工務店に変えた方が良い断言します。
何故ならば
工務店の方が
あなたの家に住むわけでは有りません。
つまり
あなたの事を考えていないという事です。
それだけの能力と知識しか無い工務店と考えます!
費用は多少かかりますが
熊本地震の様な
大きな地震に遭遇しても
住み続けられる住宅が良いと
私は考えます。
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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