2021/07/27
このブログは
住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入り(又は後悔)しない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、<断熱性能レベルを最初に決めましょう!>についてお話をします。
注文住宅を計画している方は
最初に
断熱材の仕様とサッシ性能も合わせた
断熱計画(省エネ計画)を考えませんか?
その為には
下記資料【断熱性能レベル一覧表】の
断熱性能レベルのどのレベルにするかを
先に決める事が
大変重要になります。
なので
この違いを
設計者に良く確認して下さいね!
ただし
いくら良い断熱性能レベルの住宅を建てたとしても
熊本大地震の事を考えた場合
地震後も
その家に住み続けなければ意味が有りませんよね!
であれば
耐震等級3の住宅を建てる事が
必須条件と考えます!
それと出来れば
温室効果ガスの削減の為にも
プラスアルファとして
太陽光発電システムの設置を
お勧めします!
で
話が変わりますが
昨日
Y&Yモデルプランの件で
袋入りのグラスウールを調べて
一目で
性能などが分かる様に纏めていたのです。
最終的には
ロックウールの断熱材と
床下に使用する
押出ポリスチレンフォーム系の断熱材を
纏めて行く予定です。
で
前職の時に
壁・天井の断熱材に
何と
商品名「マットエース10」を
使っていた事を思い出したのです。
それでも途中から
ロックウールの断熱材に変更したのですが
当時は
建材屋が持って来たグラスウールの断熱材を
何も考えずに使用していたのです。
グラスウールの断熱材と言えば
マットエースだったのです。
ホント
色々な種類や性能が有る事も知らなかったのです。
知らないという事は
怖いですね!
多分
建材屋が
建材費を値切るから
一番安いグラスウールの断熱材を
納品していたのだろうと想像しますけど・・・・。
今
新築分譲住宅で
最も使用されている断熱材は
密度が10Kのアクリアマットか
ポリカットの厚さ100㎜の断熱材が多いと思います。
それでも
エースマット10よりは
断熱性能は良いですね!
なので
Y&Yモデルプランで
最初に外皮計算をする時は
アクリアマットから計算を始めて行き
最終的には
密度(20K)・熱伝導率(0.034)と
透湿抵抗値(0.123)から考えて
壁は
アクリアネクストα
天井は
アクリアマットαで
樹脂サッシと合わせて
外皮詳細計算をする事になるとは思いますが
果たして
G2のUA値0.46がクリアできるか?が
楽しみですね!
最初から
それで計算すると楽しみが無いのと
色々と確認しながら進めて行こうと考えています。
取り敢えず
途中報告でした。
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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