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住宅のプランは構造区画を考えて!

このブログは

住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入り(又は後悔)しない様に

注意喚起の為にアップしています。

 

今回は、<住宅のプランは構造区画を考えて!>についてお話をします。

今日

久しぶりの

工務店からの依頼で

確認申請代行業務の仕事を頂きました。

そのプランは

週末に最終打合せをするとの事だったので

柱の直下率とか

梁の架け具合をチェックしていたら

気になる箇所が有ったので

担当者へ電話をしてみました。

構造区画の件は

以前

お話をさせて頂いていたのですが

一か所ほど提案をさせて頂きました。

しかし

その件は既に気が付いていたらしく

間取りを修正した図面で

最終の打合せをするとの事。

流石だね!って感心しました。

それなら

一つ提案して見ようと思って

通し柱と胴差の接合部分は

構造的に弱くなるので

金物工法で接合した方が良いとお話をしたら

何と

通し柱と胴差(梁)の接合部は

最近

金物工法に変更したとの事でした。

うぅ~・・・・。

これまた感心してしまいました。

担当者がシッカリしている工務店

方向性がシッカリしている工務店は

私も

安心して仕事を受ける事が出来ますね!

では何故

金物による接合を勧めようとしたのか?

特に通し柱の場合は

断面欠損が大きいので

断面性能の半分以下に落ちてしまうデメリットが有ります。

耐震性能の事を考えた場合は

通し柱の所だけでも

金物工法を勧めて行きたいと考えています。

と言っても

金物工法は

各社がアレンジしていて

HSS金物工法とかSE構法とか色々有りますが

この工法を勧めるには

例えば

部分的に使用できるのかどうかなど

もう少し詳しく調べてからにします。 ☜ 一つ課題が見つかりました!

以前

この工務店のモデルハウスを

確認申請業務で

外皮詳細計算もさせて頂いたのですが

なんと既に

UA値(外皮平均熱貫流率)が4.3(W/㎡K)

を出していました。

Y&Yモデルプランで

G2のUA値を4.6(W/㎡K)を

目指しているのですが・・・・・。

まだまだ駆け出しですね!(´;ω;`)ウッ…

お節介かもしれないですが

今後は

構造計算をして耐震等級3にしませんか?って

提案してみようと考えています。(笑)

注文住宅で有れば

予算的な事も

キチンと説明すれば良いと思います。

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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