2021/09/02
このブログは
住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を
住宅診断の一環として
住宅を購入または計画中の方が
泣き寝入り(又は後悔)しない様に
注意喚起の為にアップしています。
今回は、<住宅履歴情報システムは機能している?>についてお話をします。
ふとっ
今現在
住宅履歴情報システムはどうなっているのだろうか?
って思い出したんですが
身近では
この話題が全然聞こえて来ません。
私にだけ
この情報が入って来ないのでしょうか?
2015年に
NPO法人 日本ホームインスペクターズ協会に
認定会員になった頃は
あちこちで
この住宅履歴情報システムが話題になっていました。
住宅履歴情報とは
建築後にどの様な点検・修繕・リフォームが実施されたか等の
記録を保存・蓄積されたものが住宅履歴情報だったはず。
で
住宅診断をやり始めたばかりの頃だったので
住宅診断の報告書も
その保存する書類になるものと勝手に思い込み
住宅診断の結果を保存する為に
下記の様なチェック図面を
今でも作成しています。
住宅診断の依頼の時に頂いた間取り図から
2階建てであれば
5枚の図面を作成しています。
外観は
グーグルを見ながら作成し
見えない所は
想像で書いていますが
診断後に直せる箇所は修正しています。
ただし
住宅診断報告書の結果次第では
契約しない場合が有りますので
住宅履歴情報にも何にもならない
ただの紙くずになる事も有ります。(´;ω;`)ウッ…(笑)
話を元に戻して
住宅履歴情報システムを利用している
個人の方がいるのでしょうか?
と思って
瑕疵保険法人の営業マンに聞いて見たら
長期優良住宅の所有者が使用していると言っていました。
なるほど!
長期優良住宅であれば
30年以上にも及ぶ住宅履歴情報を保管する為には
紙媒体では難しいと思いますね。 ☜ 納得!
しかし30年後って・・・・。
では
長期優良住宅ではない一般住宅の方は
どうなんでしょうかね?
またいつか
この辺の事を調べてみます。
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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