2021/09/28
今回は、<昔のブログを振り返って見て分かった事>についてお話をします。
9月29日に
NPO日本ホームインスペクターズ協会の
ZOOMによる座談会の為の題材集めに
6年位前からのブログを読み直していて
ふとっ気付いた事は
6年位前と最近のブログでお話をしている
不具合事象が
何とほぼ同じ項目
という事に気が付きました。 (笑)
6年前には無かった項目は
妻側外壁通気構法の排気口の有無くらいかな?
つまり
この6年間の住宅診断で
たくさんの色々な不具合事象を
指摘したと思っていたのですが
建物が違うだけで
新築分譲住宅の場合は
①外壁通気構法の未完結の件
②妻側外壁の防火構造認定の件
③ユニットバスの床下断熱欠損の件
④床下断熱材欠損の件
⑤天井断熱の不具合事象の件
の以上5項目が
不具合内容が多少違ってきますが
大まかの不具合項目になり
中古住宅の場合は
①不同沈下による床・壁の傾斜の件
②基礎のひび割れの件
③壁のひび割れの件
④住宅設備関係の漏水の件
⑤床下の不具合事象の件
⑥小屋裏の不具合事象の件
の以上6項目が
多少不具合内容が変わってきますが
大まかな不具合項目になります。
これらを見ると
ただ単にとっかえひっかえしているだけ!
つまり
新築住宅の場合は新築住宅の
中古住宅の場合は中古住宅の
不具合事象は
昔も今も変わらないのかな? ☜ 当たり前の事か?(笑)
変わった事と言えば
住宅診断報告書の内容が
最初の頃は
ただ単に不具合事象項目を見落とさずに
記載する事が主な目的だったのですが
最近では
不具合事象の原因を追究して
それを説明する様になった事が
大きく変わった事かな?
振り返って見ると
変化が良く分かりますね!
今回のZOOMによる座談会の為の
題材集めのお陰で
今迄の住宅診断を振り返る事が出来ました。
今回は、これで終わります。
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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、
ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、
もし不適合事象が有れば、
その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、
不同沈下などの傾きが有れば、
建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、
より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、
お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に
説明するサービスを提供させて頂いています。
ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、
安心とは、不適合事象が無い事で安心。
納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。
住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。
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