2018/01/28
今回は、もし「建物状況調査」を引き受けるとしたら、いくらで引き受けようか?についてお話をしたいと思います。
最初に結論として
今現在の業界の状況では、引き受ける事はしないと思います。
◆理由として
①床下・屋根裏に入っての調査をしないので有れば、住宅診断としての意味を持たないから。
何故ならば、中古住宅で一番瑕疵・欠陥が発見される場所を調査しないのは、お客様に対して申し訳ない気がする。
②今、世間一般に考えられている金額40,000円~50,000円で2時間~3時間では責任が持てないから。
何故ならば、既存住宅の瑕疵保険加入の為の検査と一緒だから。
つまり、検査項目に沿って、良いか悪いかのチェックでしかないからです。
「建物状況調査」を引き受ける条件とは?
「住宅診断」をさせてもらえる場合です。
つまり、床下・屋根裏に入っての調査をさせてもらえる場合で、
診断時間は8時間前後で、金額は10万円~15万円位ならば、
納得できる調査が出来ると思えば、引き受けるかな?
それと、大事な事はやはり、
買主予定者様からの依頼が条件になります。
4月にならないと、実際に業界がどの様な動きをするか、まったくもって分かりません。
マスメディアが、もっともっと「建物状況調査」の事を世間に普及してもらわない限り、
「建物状況調査」の実働は、民法改正の施工まで御預けになる可能性も有るかな?
今回は、これで終わります。
ホームインスペクション(住宅診断)のご依頼、または建物状況調査のセカンドオピニオンのご依頼は、
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契約する前が、住宅診断の最適な時期です。