2018/10/10
今回は、新築住宅の住宅診断をして、信じられない瑕疵事象が、実際はよく確認される事をお話します。
一般の新築住宅内覧をされている同業者は、100%チェックしないでしょう。
上記の写真は直階段部分の踏み板の傾斜が8/1000有る事を示しています。
この数値を換算すると、1m幅で8㎜の傾斜が付いているのです。
今迄で最高の数値は、13/1000です。
信じられませんが、この様な数値まで行かなくても5/1000以内の傾斜は有ると疑ってチェックする事をオススメします。
今まで、依頼者様が階段の上がり下がりをしていて気づかれた方はいません。
計測して初めて分かるのが実態と思います。
原因として考えられる事は、大工の腕前も大きな原因と思いますが、
もう一つの原因は、建材メーカーがプレカットしている事が原因ではないかと考えています。
今回は、これで終わります。